名古屋工業大学 極微デバイス次世代材料研究センターは、学内共同教育研究施設として、「極微細な構造をした新規半導体材料及び新機能デバイスの研究開発並びに産業・生産技術に直結した技術の確立等を行い、もって教育・研究の進展に資すること」を目的として平成27年4月1日に発足しました。本センターは、従来の極微デバイス機能システム研究センターの設置期間満了(平成15年4月~平成27年3月)に伴い、そこでの12年間の研究成果を基にして上記目標を実現すべく設立されたものであります。研究体制は名誉教授1名、教授1名(センター長併任)、准教授1名、事務補佐員2名、研究員2名、技術補佐員1名の専任者から構成されています。21世紀に入り、我々の住む地球上では有限な資源、環境破壊、エネルギー問題等が深刻さを増してきており、これら問題解決に対して半導体デバイスや新材料の研究開発には大きな期待がかけられております。このため、本センターではデバイス構造のナノメートルレベルへの微細化及び電子デバイスと光デバイスの融合等の高機能化を進め、新機能デバイス・材料技術の創成を目指しております。
(2022年4月1日 極微デバイス次世代材料研究センター長・教授 三好実人)